ドーハの悲劇から7166日。
歳月にして19年。
今の予選は当時のセントラル方式ではなく、ホームアンドアウェイ方式なので、
このカタールのドーハで因縁の相手・イラクとW杯予選を戦う事は、
今回のようなイラク国内事情や中立地でのプレーオフを除けば起き得ないシチュエーションだ。
この地で味わった悲劇は、日本だけが悲劇のように映っているが、
視点を変えれば、勝利と条件次第でワールドカップに行けたイラクにとっても悲劇といえる引き分けだった。
とても歳月を感じさせる反面、
ついこの間のようにも思えてしまうのが不思議だ。
だが、今日の試合はあの頃とは決定的に立場が違っている。
W杯出場を既に決めた日本。
日本への勝利で出場の望みをつなぐイラク。
立場の違いは結果でも明暗を分けた。
だけど今日の試合に選手はもとより、日本のサッカーファンも決して満足していないだろう。
次はプレワールドカップとも言えるコンフェデレーションズカップが間もなくブラジルで行われる。
そこでの勝利を期待することは酷なことかもしれないが、
来年の本大会に向けて是非ともいい試合、いい結果を残してほしい!
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