ワールドカップ南アフリカ大会。
決勝トーナメント一回戦でパラグアイにPKの末敗れました・・・
一夜明けて改めていろいろと感慨が滲んでくるものがあります。
今回負けた瞬間。
正直、とーーーーっても悔しいって気にはなりませんでした。
もちろん悔しい、惜しい・・・
でも。
ここまでよくやったという思いと、それからパラグアイ戦では日本はまだまだ世界トップクラスからはほど遠いなって思ったからかもしれない・・・。
中盤のミスの連続は、ブラジルだったら見逃さないだろう。
思えば。
1994年のアメリカワールドカップアジア最終予選。
まだ小学生だった頃。
当時は初のワールドカップ出場の可能性に沸く熱が列島を駆け巡っていた気がした。
そこに「ドーハの悲劇」・・・
本当に悲劇・・・
ロスタイムのまさかの失点・・・・・・
当時の悔しさは、多分今日の敗北以上だった気がする・・・。
そして。
1998年フランス大会。
「ジョホールバルの歓喜」で日本は初のワールドカップ出場。
初戦のアルゼンチン,次戦クロアチアに共に1点差で負け、さらにジャマイカ戦で中山の日本人ワールドカップ初ゴールをマークするも3戦全敗・・・
その当時は悔しかったが、当然の帰結じゃないかと思ったし、むしろ初のワールドカップ出場が嬉しくも誇らしかった気がする。。
2002年日韓大会。
自国開催という地の利を生かし2勝1敗での初の予選突破!
初戦のベルギー戦で最初に奪った鈴木のゴールは今でも印象的だった!
決勝トーナメントではトルコに苦渋・・・
可能性があった大会だけに本当にこの時は悔しかった。。
ドーハの時くらい悔しかったかもしれない・・・
2006年ドイツ大会。
予選は日本が出場第1号を決めるなど、既にワールドカップのアジア常連と定着。
だが初戦のオーストラリア。
「カイザースラウテルンの悲劇(悪夢)」
この時のショックは本当に計り知れない・・・
先制しながらも3連弾・・・
おまけに今度このオーストラリアがAFCに加盟する・・・(アジアじゃないじゃん!!^
次戦クロアチアから勝ち点1、ブラジルには大敗を喫すも玉田の素晴らしい先制点!
だが。
チームの不協和音が伝えられたり、中田英寿の引退は、
正直日本代表はここまでかなと思ってしまった・・・
2010年南アフリカ大会。
なかなか結果を出せない日本は日本人の中でも暗い影を落としていたんじゃないかと思う。
だけど勝ち上がった!
そしてPK戦での敗退。
今も悔しさは滲むけど、かつての悲劇ほどの悔しさ・残念さは僕の中にはない。
初戦で戦ったカメルーンや強豪国・サッカー大国の内紛による予選リーグ敗退。
彼らに求められているのは”優勝!”
それだけにイタリア・フランスなどの国民の落胆は相当なものだろう。
おまけに、内紛で自滅はきっとより情けないに違いない・・・。
ただ。
日本は違った!
岡田監督の言うサッカーは組織がまさに実践されていた!
チームと国民が一丸となって一つの目標に進む!
南米チームの躍進もそういった力がヨーロッパ以上だからこそ、このような結果を生んでいるのかもしれない。。
そんな日本代表だったからこそ、今回の負けには胸を張れる!
課題は山積でも、着実に前進・進化する事ができた!
かつて日韓大会にも言われた「健全なナショナリズム」というものが日本にあったと思う!
そして常に言われる、アジアサッカー後進・出場枠の削減に対して、
もちろんまだまだであるが、アジアを代表して韓国と共に「アジアはまだまだ進化する!」というのを証明できたんじゃないだろうか。
次回の2014年ブラジル大会。
正直アジア予選を突破できる保証だってない。
強豪ひしめくヨーロッパでは力がありながら予選突破できないチームもある。
ただ。
もう日本代表に求められいるものは、ワールドカップに出場する事じゃなく、
ワールドカップで結果を残す事、世界に近づく事!
一人のサッカーファンとして次回に大いに期待したい!
今回のように、チームと国民が一丸となって目標へ向かうブラジル大会を!
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